「愛してる」という言葉を口にすることは、日本人にとってハードルが高いですよね。欧米の人たちのように「アイラブユー」と気軽に話せたらいいけれど、日本語の「愛してる」はちょっと重い言葉のように感じます。
韓国語の「愛してる」は「サランヘヨ」という有名な言葉があります
「愛してる=サランヘヨ」でいいのかどうか、それに日本人と同じような感覚で「愛してる」を使うのかどうか気になりますよね。
そこで今回は、簡単な韓国語会話・韓国語フレーズとして「愛してる」を伝える様々な言い回しについてお伝えしたいと思います!韓国では日本とどの程度「愛してる」を使う頻度が違うのかも注目です!
「사랑합니다 サランハムニダ」は、韓国語の「愛してる」の表現の中で最も丁寧な表現です。日本ではほぼ使わないと思いますが、韓国では会社の上司や社長に「部長!愛しています!」と伝えることがあります。
上司に対する忠誠心を示したいときに「사랑합니다 サランハムニダ」を使うのです。日中、仕事中に言うのではなく飲み会などでお互いにお酒が入ったときに「사랑합니다 サランハムニダ」を使うのが一番ベストなタイミングです。
他には、いつもお世話になっていたり売り上げに貢献してくれるお客さんに対して「お客様!愛してます!」と伝えることもあります。
例)部長!愛しています! 부장님! 사랑합니다! ブジャンニム!サランハムニダ!
「사랑해요 サランヘヨ」も丁寧な表現ですが「사랑합니다 サランハムニダ」より砕けた柔らかい言葉です。公式の場で使う場合には、芸能人のコンサートで大勢のファンに対して手を振りながら「サランヘヨ」と言ったりします。
身近な人に使う場合だと、子供が先生に対して「先生、サランヘヨ」と言ったり、子供が親に対して「パパ、ママ、サランヘヨ」と言ったりします。日本では、幼稚園や学校の先生に「愛してます」とは言わないし、親に対しても「愛しています」と言う子供はいませんよね。
れくらい、韓国は慕っている人や家族に対しても言葉で愛情を伝える文化だということです。
例)パパ、ママ、愛しています。 아빠 엄마 사랑해요. アッパ、オンマ、サランヘヨ
「사랑해 サランへ」は丁寧語ではなくため口でカジュアルに使える愛情表現です。親子、夫婦、カップル間などで交わされる「愛してる」は「사랑해 サランへ」が一般的です。ここで、日本と違う点は「サランへ」がかなり日常的に使われているというところです。
親が子供に対して寝る前など「おやすみ」の代わりに「サランへ」と言うこともあるし、韓国人カップルたちは毎日のように電話やメールで「サランへ」と言い合います。この辺りは韓国は日本よりも、かなり欧米化していますね。
ただ「愛してる」と言うだけでは物足りないくらい溢れる愛情を伝えたい場合は「すごく」とか「とても」という表現をプラスしましょう。「すごく、とても」という意味の言葉は韓国語で「진짜(チンチャ)・너무(ノム)・ 정말(チョンマル)・엄청(オムチョン)」などがあります。「사랑해 サランへ」の前に付けると愛情がより伝わりますよ。
韓国人のカップルたちはT「好き」とか「愛してる」という単純な言葉だけではなく、他にも様々な愛情表現を口にします。日本人が聞いたら「そんなこと照れくさくて言えない!」と思われるかも知れませんが、韓国では至って普通なんです。
韓国人彼氏と付き合ってみたら「サランへ」だけではない色々な愛情表現が聞けますよ。一般的な韓国人のカップルたちが使っている初級の愛情表現の一部を見てみましょう。
こんな愛情表現をするのは日常茶飯事の韓国の文化を見ていると、日本人がいかに愛情表現をしないクールな人種なのかが、よくわかります。韓国人の場合は、育った家庭環境の影響が大きいです。子供のころから両親から「サランへ」と言われて育ってきたら、自分の恋人にも「サランへ」と伝えやすくなります。
韓国語で「愛してる」という表現は、一度は聞いたことのあるフレーズのものもあるので簡単ですよね。日本人にとっては日本語で「愛してる」はなかなか言えませんが、外国語だと意外と簡単に言えちゃうものなんです。
「サランヘヨ」「サランへ」という言葉は日本人にとっても発音しやすく簡単な言葉なので慣れてしまえば、習慣のように口から出るようになります。フレーズを覚えてしまえば、こっちのもの!あとは「サランへ」を伝える相手を探すだけです。ファイティン!