大好きな彼氏とは、ずっと一緒にいたいと思いますよね。できれば結婚に向けて、同棲を始めたいと思っている女性もいるでしょう。しかし、彼氏が同棲に乗り気でない・・。
そんな彼女との同棲を拒む男性は、一体何を考えているのでしょうか?また、そんな彼氏に同棲を決断してもらうためには、どうしたら良いのでしょうか?
そんな悩める女性のために、今回は同棲したくない彼氏の心理と同棲を決断させる方法を紹介します。
まずはなぜ同棲したくないと思っているのか?その男性心理を紹介します。
同棲するには、お金がかかります。まずは初期費用として、敷金礼金に引っ越し代や家具で50万ほどかかるでしょう。そして毎月の家賃、光熱費、食費も2人で負担をしていきます。
今まで実家暮らしをしていた男性であれば、これらは自由なお金として手元に残ります。それが同棲することで、どんどん自由なお金がなくなることに不安を抱いているのです。それに男性であれば、彼女よりも費用を多く負担しなければならないというプライドもあるはず。
これらを総合して、お金が足りない!と感じてしまうために、同棲はしたくないと考えているのです。
同棲の先にあるものは、やはり結婚です。同棲は結婚への準備の道の一つと言っても良いでしょう。同棲を始めるということは、ある程度結婚への決意を固めておかなければいけません。
同棲をしておいて、結婚する気がないなんてことは彼女には言えません。同棲をしているカップルが別れるのは大変なことなのです。そのため、まだ結婚の決意ができず、そこまでの責任を持つ自信がないという男性にとっては、同棲はまだ踏み入れることができないものなのです。
このように先延ばしにしようとする彼氏であれば、まだ同棲するには自分の意志が追いつかないと考えている可能性が高いです。
同棲を始めるにあたりやること。同棲を始めてからやること。それを考えると、やることが一気に増え憂鬱になる人もいます。
まず同棲するにあたり、部屋を探して契約手続きをし、家具家電を揃えます。そして同棲が始まれば、ある程度家事の分担があるでしょう。今まで何も家事をしてこなかった人にとっては面倒ですね。
そして部屋を自由に散らかして使っていたという人も、同棲が始まれば整理整頓をしなければ彼女に怒られてしまいます。そんなことを考えただけでも面倒で仕方なくなるのです。
同棲を始めることが憂鬱で面倒で、なかなか重い腰が上がらない・・。男性であれば誰しも少しは感じる気持ちかもしれません。
同棲をすると、お互い一緒にいる時間が増えます。恋人と一緒にいることができるのは嬉しいですが、その反面自由な時間は減ってしまうでしょう。特に束縛を嫌う男性は、この自由がなくなることが嫌で同棲をしたくないと感じる人も多いです。
別々に生活をしていれば気にならないことも、一緒に生活をすると気になることが多くなります。
つい彼女はこのようなことを言ってしまうようになるでしょう。それが目に見えている男性は、自由にご飯を食べて飲み会をする時間が奪われてしまうように感じて同棲を嫌がるのです。
別々に生活をしていると、会っただけでもドキドキします。たまに一泊をすると新鮮な新婚気分を味わえて楽しめるでしょう。相手の良い部分だけを見ることができるのです。
しかし、同棲をするとその関係は変わります。一緒にいることが当たり前になるので、ドキドキや新鮮な気持ちはありません。またずっと一緒にいて、同じ家で生活をすることでお互いの嫌な部分も見えてきます。
それを乗り越えてこそ愛が深まるのですが、それを乗り越える覚悟がなかったり、恋愛のドキドキを楽しんでいたいと感じる男性は、同棲をして馴れ合ってしまうことが嫌なのです。
実家で暮らしていた人や一人暮らしをしていた人は、とにかく毎日が自由です。気が向いた時にご飯を食べて、気が向いた時にお風呂に入り、好きなことをして好きな時に寝ます。
何を食べようと、どんな格好で寝ようと文句も言われません。そんな自由に伸び伸びと毎日を送れるのは、面倒くさがりな男性にとっては最高の生活です。しかし、同棲をするとそんな自由なままではいられません。
彼女に合わせてご飯を食べて、お風呂に入って、寝なければいけないでしょう。休みの日でも昼まで寝ているなんてことは許されなくなります。朝早く起こされてしまうこともあるでしょう。
そんな生活を想像すると窮屈で仕方ないのです。毎日を決められてしまうことが嫌なのです。特にしっかりきっちりした彼女である場合は、その思いも強いことでしょう。好きなことを好きにしたい。その思いが同棲をとどめているのです。
同棲するには、お互いの強い愛が必要です。あなたは彼氏のことが大好きで、ずっと一緒にいたいと思っているのでしょう。しかし、彼氏の方は、そうは思っていない可能性があります。
同棲するほど彼女のことを好きではないという心理が原因かもしれません。
このような気持ちがあると、同棲を決断することはできないのでしょう。この場合は、彼氏の気持ちが自分に向くように努力するしかありません。
続いては、そんな同棲したくない彼氏に同棲を決断させる方法を紹介します。
まずは男性が引っかかっているであろうお金のことを、きちんと話し合ってみましょう。話し合わないうちは、彼氏は自分が大きな負担をすることになると感じているはずです。
しかし、結婚ではなく同棲なので、彼氏に養ってもらうわけではありません。あくまで共同生活です。2人でそれぞれ負担していくことを伝えてください。
具体的なお金を提示し、それぞれ負担することを伝えれば彼氏も安心するでしょう。それでもお金がないというのであれば、その彼氏とはそもそも同棲しないほうが身のためです。
同棲をしたからといって、束縛しないことを伝えましょう。一緒に住んでもお互いの時間を大切にする。これは大切なことです。
あなたは同棲しても自由!ということをアピールしましょう。その上でルールだけは決めた方が良いかもしれません。
例えば、飲み会はいいけど朝帰りはNG。あなたと彼氏の間で我慢できることと我慢できないこと。許してほしいことと許せないこと。そんな具体的な話をしてみてください。納得すれば同棲を決断してくれるはずです。
同棲をする部屋を探すために、とりあえず遊び半分で彼氏と不動産に行ってみてください。「見るだけなら楽しそうだよ!」と言って乗り気でない彼氏を連れ出しましょう。
部屋を見るのはワクワクします。乗り気でなかった彼氏も見学をしているうちに、だんだんと乗ってくるかもしれません。
彼氏がプラスに考えることができそうな素敵な部屋をいくつか回りましょう。気付いたら契約・・なんてこともあり得ます。
部屋を探す際には、間取りも重要なポイントです。
そう考えている彼氏にとって1LDKは辛いかもしれません。常に一緒の生活になり、窮屈な気持ちになるではないかと不安を感じます。そこで間取りは2LDKを提案しましょう。お互いの部屋を持つのです。
これなら部屋に入れば、お互い自由。新鮮な気持ちも保てるし喧嘩しても大丈夫です。そんな逃げ道?逃げ道部屋?を与えてあげることで、彼氏は同棲に踏み切れるはずです。
家事が好きな男性はほとんどいません。同棲をして家事をさせられるのでは、同棲のメリットを感じないという人も多いでしょう。そこであなたが同棲をしたいのであれば、家事の負担の多くをあなたが持ちましょう。
「料理、洗濯、掃除は私がする。あなたはゴミ出しと洗い物だけ手伝って。私家事好きなの。」それくらい言い切ってしまえば、彼氏の引っかかっていた問題はクリアになるでしょう。しかし、言ったからには文句言わずにする必要があるので、その覚悟のある人だけこのセリフを伝えてみてください。
同棲はプラスになることもあれば、マイナスになることもあります。メリットもデメリットもあるのが同棲です。同棲したくない彼氏は、そのマイナスなところばかりが見えてしまっているのでしょう。そのため決断ができないのです。
あなたの説得でマイナスを取り除き、同棲のプラスな部分をどんどん伝えていきましょう。そうすれば、彼氏の対応も変わってくるはずです。