あなたは夫が潔癖症で悩んでいませんか?潔癖症の人と一緒に生活をすることは、体験したことのある方でないと分からない悩みですよね。
今回はそんな奥様のために、潔癖症の夫と上手に結婚生活を送るためのポイントを5つ紹介します。些細なことですが、一度試してみると気持ちが楽になると思いますよ。
家族の中で一度ルールを決めてみるといいでしょう。例えば、彼が一番気にしているスペースだけは常に綺麗にしておいたり、あなたはそのスペースに関与しないといったルールです。こうすれば、彼も安心して過ごすことができるでしょう。
家族に潔癖症な人がいると、そうでない人は頭を悩ますことが多いと思います。後で掃除しようと思っていたら、相手が神経質になり怒ってしまうケースもあると思います。
あなたも最初は仕方がないと聞いていても、次第にストレスを感じて、結婚生活に支障がでてくるでしょう。しかし、お互い納得したルールを決めていれば、それに従う限り問題は起こりません。
あなたが関与しないスペースができれば、掃除する空間も減り一石二鳥です。このように楽観的に考えなければ、潔癖症の旦那と結婚生活をしていくことはできませんからね。
もしあなたが、お掃除が好きで毎日彼の為に徹底的にお掃除をしてあげる時間が取れるのであれば、毎日完璧に掃除をするのも一つの手です。
潔癖症の人は他人の触れたものを受け入れることができないのと、自分のスペース以外の汚れに敏感です。二人が一緒に使う共有スペースを常に綺麗に保つことで、彼の不満も解消されるはずです。
潔癖症は強迫性障害の一種なので、あまりにもエスカレートしていくと本人がパニックに陥り、潔癖の内容もどんどん酷くなってしまいます。自分だけではなく、他人にも常に手を洗わせたり、一日にお風呂に何度も入らせることも・・。そこまで求められると、毎日一緒にいる家族も大変ですよね。
そうならないためにも、清潔感を保っているというアピールをすることは重要なのです。心が落ち着けば、潔癖症の度合いは和らいでくるのです。
さて、先ほど説明したように潔癖症は一種の強迫性障害です。症状が悪化していくと相手の要望もエスカレートしていき、家族全員が大変な思いをしてしまいます。
その症状が悪化してしまう原因というのが、相手の要望を無視し続けてしまう事です。大雑把な人に繊細な人の気持ちを理解しろという事に無理があるように、潔癖症は一度自分がなってみないと相手の気持ちを理解することができません。
だからこそ、一度相手の気持ちに寄り添う事が重要なのです。何故私が?と思うかもしれませんが、潔癖症の人の要望をすべて聞いてあげると、驚くほどに度合いが低下します。
自分が潔癖症ではないから、あなたの気持ちは理解できない!と冷たく接してしまうと、相手も逆上したり、症状が悪化してしまったりする可能性が非常に高いのです。
もちろん全て相手の言いなりになってしまっても自分の発言は許されると勘違いしてしまい、要望がエスカレートしてしまうので注意が必要です。大切なのは一度相手の要望を聞き、それに対してあなたがどこまで答える事が出来るのかを相手に理解してもらう事なのです。
あなたがもう自分の力だけでは手に負えない・・と、ストレスを感じ始めたら本格的な治療を進めてみるのも一つの手です。
潔癖症の人が全員、自分が潔癖症だという自覚があるわけではありません。あったとしても、自分では普通のことなので、そこまでおかしなことだと理解していないことが殆どです。
そのため、いきなり「一緒に専門医に診てもらおう」と相手に提案しても、首を縦に振ってくれないと思います。その場合は、根気よく旦那を説得しなければいけません。大切なのはあなたの気持ちを相手にうまく伝えることです。
素直に「あなたとずっと一緒にいたいけど、それも限界が来ている。お願いだから治療も考えてほしい」と相手に切実な思いを伝えてみましょう。
そうすることで相手も治療という選択肢を考えてくれるかもしれせん。一人の力だけではどうしようもないと感じたのなら、専門医に相談してみることも考えてください。
それでもやっぱり相手の症状とうまく付き合うことができない・・と感じたのなら、いい意味での無頓着になりましょう。
いくら好きで結婚していても、所詮は他人同士です。お互いの気持ちのバランスが崩れてしまうと二人の歯車が狂ってしまいます。潔癖症の夫を持つ人に大切なのは、心に余裕を持つ事です。
それがなぜ無頓着という言葉につながるのかというと、相手の要望や意見はある程度聞きつつも、心の中で「どうしてこんなに神経質なのよ!」と思うのではなく、「まぁいいか!」と思う事によって、あなたのストレスも半減されるからです。
あなたが限界を感じてしまうと、夫婦関係がいよいよ危うくなってしまいます。おおらかな気持ちで相手の現状を受け入れて、いい意味での無頓着になることが、あなたのためにもなるのです。
結婚生活を持続させていくことで一番大切なのが、お互いに無理をしない事です。相手の要望を聞いてあげることはとても大切なことですが、あなたの許容範囲を超える行為を求められれば、いつか限界が来ます。そんな時は、一人で悩みすぎないで家族や専門医にも相談してみましょう。