保育園や幼稚園で自分から挨拶しないママ友・人の挨拶を無視する親の特徴と心理

保育園や幼稚園で自分から挨拶しないママ友・人の挨拶を無視する親の特徴と心理

人間関係を築くための基本的なコミュニケーション手段が挨拶ですよね。子どもが保育園や幼稚園に通うようになって、真っ先に教えるのは「先生やお友達にきちんと挨拶しましょうね」ということではないでしょうか。子どもに挨拶の重要性を教えたいなら、親がきちんと見本を見せなければならないですよね。

そう思って、積極的に園で挨拶をしてもなぜか声が聞こえているはずなのに、挨拶を返さないママがいます。挨拶したのに、無視されたら気分悪いですよね。今回は挨拶しない親は一体どんなタイプの人か、どういう特徴があるのかについて見てみましょう。

1.プライドが高い

誰かに挨拶をするという行為は人として生きていく上での最低限のマナー。でも、プライドが高いママは挨拶をマナーとして考えるのではなく「あなたに服従します」「あなたを人として尊敬します」という感覚として捉えているんです。

だから、自分から挨拶するなんてプライドが許さない。私の方が人間として上なのに、どうして下のあなたに自ら挨拶しなければならないの?と、まるで女王さまのように振舞うのです。

こういうタイプが厄介なのは、挨拶をしなかったらしなかったで腹を立てる可能性もあるということ。どうして、私に挨拶してこないの?と考えることもあるのです。本当は自分に自信がないので、それだけに自分を大きくみせて虚勢をはりたいという行動と取れるかも知れません。

2.したたかな性格

自分から挨拶しないママ友

したたかというのは、自分の損得を考えて行動するという意味です。なので、自分にとって有益である、得になると感じたママ友には自ら挨拶もするし、積極的に話しかけたりもします。

一方、自分に何の得もないと感じたママに対しては、シャットアウトしてしまうのです。自分に、得るのもがないと感じれば話をすることもないので挨拶もしない、自分とは関係ない人と決め付けてしまうんですね。無駄なことはしないという合理的な性格とも言えるでしょう。

3.はっきりと区別する

自分が知っている人や面識がある人には挨拶をするけど、言葉を交わしたこともない知らない人には挨拶しないとはっきり区別するタイプです。

このタイプの人は基本的に、知っている人にしか挨拶をしないというスタンスです。エネルギー消費をできる限り抑えたいと思っているのかも。

性格も白黒ハッキリとしている人が多く、必要最低限で他人と関わります。コミュニケーションを取らなければならない相手にしか目を向けません。

こういうママさんには、挨拶をし続けていくことが段々苦しくなっていくかも知れません。一度、仲良くなる機会があれば、挨拶してくれるようになるでしょう。

4.人見知り

挨拶したいと思っていても急に声をかけられると、どう返していいかわからなくなってしまい、結果的に何も答えられず無視してしまうというタイプです。

知らない人と話すことが、かなり苦手で緊張してしまうというママさんも少なからずいます。人付き合いにも、消極的になりがちです。

このタイプのママには、一緒にいる子どもの方に声をかけたりして、子どもを巻き込んでアプローチすると挨拶してくれるようになるかも。相手に緊張感を与えないように、にこやかに接することで慣れてきたころに挨拶が返ってくることもあるでしょう。

挨拶を無視するママ友

5.劣等感が強い

他のママ友は自分のことをどう見ているのだろうと、いつも心配していて、もしかして周りから嫌われているんじゃないかと怯えているので、自分の殻にこもって挨拶もしないというパターンもあります。過去に人間関係で辛い経験があったという場合もあるかも知れません。

そういう人は、できるだけ人と関わらないようにするでしょう。すごく、分かりやすく「私に声をかけないで」オーラが出ています。親しくなるきっかけさえあれば、相手に心を許し挨拶してくれるようになるでしょう。

6.育った環境の問題

育った環境というのは大きいもので、大人になってからもそれが影響します。普通は、親からの教育で「挨拶しなさい」と言われて育つと思いますが、そうでない人もいるのです。

昔から挨拶に関して注意を払うこともなく大人になった人は、そこまで重要なことだと思っていないかも。あとは、田舎で育ったか都会で育ったかの違いも無視できない気がします。

ご近所同士がいつも声を掛け合うような関係の中育った人と、都会のマンションなどで隣近所も誰が住んでいるかわからないという環境で育った人。

やっぱり、挨拶に対する意識も違ってきますよね。わたしのママ友達も、都会出身の人より田舎出身の子の方が挨拶もよくするし人当たりがいいという傾向があります。

自分から挨拶しない親

挨拶しない親について理解を深めるのもアリ

今回は挨拶しない親の特徴についてお話しました。園やあなたの周りにこのパターンに当てはまるママさんはいましたか。

挨拶しても返事が返ってこないと、寂しい気持ちになったり嫌な気持ちになったりします。こんな気持ちになるくらいなら、もうあの人には挨拶するのはやめよう!という行動もアリです。

でも、やっぱり1人の大人として、自分の子の教育のためにも、挨拶は続けよう!というのもアリだと思います。あなたが挨拶を続けることで、周りの雰囲気も明るくなりますし、子どもや他の親たちもあなたの行動を見ています。

社会の常識が通用しない親もたくさんいますので、このような様々な特徴を見ながら、挨拶しない親について理解を深めていただけたらと思います。挨拶してストレスを感じるより、毎日気持ちのいい挨拶したいですよね。