「この人だ!」と思い結婚してみたものの、離婚してしまう夫婦は少なくありません。普通はお互いのために、それぞれの道を進んでいくのですが、ごくまれに「もう一度やり直したい・・」と復縁を願うケースがあります。
別れたカップルがよりを戻すのとは違い、一度離婚した夫婦が再婚するのは並大抵のことではありません。本気でそれを望むなら、それ相応の覚悟が必要だと言えるでしょう。
そこで今回は一度離婚したのにもかかわらず、復縁を願う女性が覚悟すべきことを紹介します。再婚したいなら、避けては通れない道ですよ。
はっきり言って、人はそう簡単に変わることができません。どれだけ変わろうと努力しても、時間が経って精神的に大人になってもです。
人には小さなころから形成された性格の癖があります。様々な経験を積んで成長することは可能ですが、全く違うタイプに変わることは並大抵のことではありません。多くの人が成長することによって、変わったように見えているだけなのです。
人付き合いならこれでも問題ありませんが、死ぬまで日常を一緒に過ごす夫婦では誤魔化しがききません。要するに、人として成長するだけでは再婚しても同じことの繰り返しになるということです。
離婚した相手に変わることを求めることはできません。それなら、あなたが変わらない限り復縁することは不可能です。
自分らしくなんて言葉は一種の甘え。キャラを周りに受け入れてもらっているだけです。それを拒んだ元旦那ともう一度日常を過ごすためには、あなたが本気で変わる覚悟が必要なのです。
相手に離婚を突きつけられて苦しんでいるならまだしも、自分から離婚を選択したにもかかわらず、復縁を願う女性は少なくありません。どうして、自分で決めた大きな決断を簡単に変えてしまうのでしょうか?
何らかの特殊な事案があって、実はそれが誤解だった。これに当てはまらない限りは、あなたはこのままでは再婚することではできないでしょう。なぜなら、あなたは自分のことばかり考えているからです。
自分から元夫に離婚を突きつけておきながら、「やっぱり、よりを戻そう」と言われる相手の気持ちを考えたことがありますか?どう思うでしょうか?多くの場合、「ふざけるな!」の一言が返ってくるでしょう。
そもそも、自分から離婚すると言っておきながら、なぜ復縁したいと考えたのか?普通の感覚ではありえないことです。
こんな自分都合のわがままな理由でもう一度やり直したいと思っているなら、相手に怒鳴られても仕方がありません。
そんな現状を理解できず、淡い期待をしている自分を恥ずかしいとすら思えない人も中にはいます。これでは復縁できるわけがありません。
先程紹介したような勝手な理由でよりを戻せたとしても、長くは続かないでしょう。待っているのは2度目の離婚です。そのきっかけも容易に想像できます。
一度嫌悪感がなくなったと思ったけど、一緒に生活したらやっぱり無理だったり、喧嘩した時に一度目の離婚の時の話を持ち出したり・・。結局、相手のことを考えず自分勝手に行動して旦那を傷付ける・・。いつも自分のことばかり・・。
これらは復縁することがゴールになっているから起こること。真剣に元旦那と人生を歩んでいくことを考えていれば、相手と向き合うはずです。それができなければ、離婚した相手と復縁なんてできるわけがありません。
ここまで厳しい意見に向き合うことができれば、不可能を可能にすることができるかもしれません。人生には絶対はありませんからね。あなた次第では、元旦那と再婚する確率を少しだけ上げることはできるでしょう。
そのためには、まずは明確な離婚の原因を特定すること。そして、それを解決することです。浮気や金銭、子供や親などの親族・・。理由は明白なはずです。
特に理由がない生理的なケースなら、ここまで紹介したように自分と向き合い良い意味で変わる必要があります。相手との接触を試みる前に、やるべきことをやってください。今までのあなたを元旦那に見られるのは、マイナスでしかありませんからね。
一度離婚した元夫と復縁する可能性は限りなく薄いです。しかし、ゼロではありません。実際に復縁をしている夫婦もいます。お笑い芸人の東野幸治さんのケースは有名ですよね。
今回紹介してきたことを覚悟して、自分自身を変えることができ、状況が好転するのを待ち、相手のことを考えて行動する。それができれば、再び幸せを掴み取ることができるかもしれません。