近年は離婚が多いため、母子家庭で育った男性は珍しくありませんね。片思いしている彼や付き合っている彼氏が母子家庭の方もいると思います。母子家庭で育った男の性格の特徴をご紹介します。実際に彼氏がシングルマザーに育てられた場合など少し気になりますよね?
小さなころに必死で育ててくれた母親に人一倍感謝の心を持っています。そのため同世代の男性よりも、精神的に大人の方が多い傾向があります。
このような気持ちから、精神的に成熟することが早いと考えられます。そのため、あなたの彼氏が母子家庭で育った男性なら、喧嘩をしても大人の対応をしたり、過剰なわがままを言わないのではないでしょうか?
両親の仲が悪くいつもケンカしてばかりの家庭環境で育った場合、結婚にあまり興味や理想を抱かない人間に育ってしまう場合があります。両親の仲が良い理想的な家庭で育った人と違い、幸せな結婚生活を両親から見出せなかったせいでイメージしにくいのです。
そのため、「結婚したとしても、こんなものなのかも・・」と思ってしまい、結婚願望自体があまりない人が多いです。両親がいつも喧嘩ばかりしている記憶から「自分もこんな状態になってしまったらどうしよう・・」と無意識に思ってしまうこともあるようです。
両親が不仲な中で育ってきた母子家庭の男性は、上記のような理由から例え彼女ができたとしても相手を幸せにする自信がなかなか持てず、積極的に結婚に向けて動かない傾向があります。
母子家庭の男性は、金銭的に余裕がない中で一生懸命働いて自分を育ててくれた母親に尊敬と感謝の念を抱いています。子供時代にあまり一緒に母親といることが出来なくて寂しい思いをした分、マザコン的な部分がある場合もあります。
特に大人になってから苦労してきた母親に楽をさせてあげたいという気持ちが強いため、仕事や学校などの影響で離れて暮らしていたとしても、頻繁に実家に帰る男性は珍しくありません。
父親がいないため人生において重要なことや何か困った時に、友達以外の相談相手となるのが大抵母親か母方の祖父・祖母などです。そのような光景を見て、マザコンと思うのか、大切な家族に相談していると判断するのかは、彼女自身の問題でしょう。
母子家庭の男性には性格が良い人か悪い人かのみで判断する場合、その中間があまりいないという特徴があります。人に迷惑をかけていてもそれに気が付かなかったり、どこか屈折していていつも問題行動を起こすような人もいます。
また、母親に敬意を抱いている分、女性を軽視することは少ないです。ただ優しいだけでなく、自立した一人の人間として付き合う傾向があります。
母子家庭で育った人にはどこかしら問題があるといった差別的な言葉を時々聞くことがありますが、非常識であったり性格が悪い人は両親が揃っている人にもいますから何の根拠もありません。
更に片親の人は離婚率も高いといったことがまことしやかに噂されていますが、今や夫婦3組に1組が離婚しているという日本の状況では、こちらの信頼度も眉唾程度でしょう。やはり母子家庭の男性の性格も、その人が育ってきた家庭環境や生活環境・友達などに影響されると考えた方が合理的です。
母子家庭の男性の中には、本当は大学で勉強したり専門学校などで資格をとりたかったけれど金銭的に余裕がなく、進学を諦めて高卒で働き始めたという人が少なからずいます。
昔から欲しい物を我慢してきたり、進学が阻まれて人生の選択肢の幅が狭くなる経験をしてきた母子家庭の男性は、何の心配もなく進学できた人などに比べると富や成功などへの欲が強い傾向にあります。
自営業者は中卒の人も多いという言葉がありますが、これは本人の逆境を跳ね返して成功したいという欲求が強い影響なのかもしれません。それと同様に、途中で断念せざるを得なかった経験を持つ母子家庭の男性も、金銭欲や成功に向けて努力をする人が多いのかもしれません。
この心理の裏には、成功した後に親の生活を支えたい!親に恩返しをしたい!といった願望が隠れていると考えられます。
母親が長時間働いていることが多い家庭で育った男性は、親の目が逐一届かず、しっかりしつけをするのが難しい場合もあります。もちろん母子家庭だからこそ、子供にしっかり気を配っていたり、祖母や祖父・関わる地域の人などと協力して教育している家庭もたくさんあります。
家庭の手伝いを小さなころから行うことが当たり前になっているケースが殆どです。そのため、掃除や洗濯や料理などが得意なだけでなく、結婚後も家事分担するのが当然だと考えいている傾向があります。
たとえ共働きでも家事は女性が行うものと凝り固まっている世間といい意味でズレています。そのため、彼らと結婚すれば家事分担のことで揉めることは殆どないでしょう。
母子家庭と一言に言っても、母親が父親と離婚したのか死別したのか?男性が何歳の頃に離婚したのか?などのタイミングによって様々な影響が違ってきます。
まだ大人の事情が良くわからない幼児の頃に両親が不仲になって離婚した場合と、両親がどなり合っていて不仲な所を見続けて成長した人とでは、何かが違っていても不思議ではありません。
家庭環境が子供に与える影響はかなり大きいと言えますから、母子家庭で育った男性それぞれの家庭環境に性格が左右されていることでしょう。ただ、それは両親が揃っている家庭でも同じことです。
母子家庭で育っているということにあまりこだわらず、本人の性格などの内面を見て人となりを判断していく方が現実的かもしれませんね。