「なんかこの人ネガティブだな・・」と思わせる人、あなたの周りにいませんか?一緒にいるだけで何故かエネルギーを吸い取られるような気持ちにさせる人っていますよね。劣等感が強すぎるせいで嫌なオーラを出てしまっているのでしょう。劣等感の強い人の特徴を紹介します。
劣等感の強い人は自分に自信がありません。そのため、人前でも「私なんてダメだ」「自分のこんなところが嫌い」と平気で言います。
正直なんと答えたらいいのかわかりませんよね。ですが、そこで「へー」「そうなんだ」と言うと、ムッとしたりガッカリした顔をするのが劣等感の強い人の特徴です。
彼らは、「私なんて〜」と言いながら、他人に「そんなことないよ!」と言ってもらえるのを待っているのです。例えば、「私なんてブスだし・・」とわざわざ他人に言ってしまうような女性は、十中八九「そんなことないよ!可愛いじゃん」というフォローを待っています。
劣等感のない人なら自分に欠点があっても、それを人に言わずに黙って努力します。「自分の目が好きじゃないから、メイクで魅力的に見せよう」という感じですね。ですが、劣等感の強い人は、人にフォローしてもらうことで心が満たされるのです。
劣等感があまりにも強いと人のことを認められません。自分の人生に不満だらけなので、幸せな人を見ると妬ましくなってしまうのです。そのため、人の幸せを素直に祝ってあげることができません。
劣等感の強い人は、すぐに自分と他人を比べる癖がついています。そもそも劣等感は、「人と比べて自分が劣っている」という考えから生まれます。他人と自分を比べている限りは、自分を本当の意味で好きになることは難しいのです。
劣等感が強いと、「他人が自分より優れているか?劣っているか?」に関して、とても敏感になります。容姿や仕事や収入・学歴、既婚か独身か、彼氏がイケメンかどうかなどなど・・。ありとあらゆる面で人と比べてしまうのです。
劣等感の強い人の前では、妬まれそうなことを言わないのが賢明です。収入や学歴など聞かれても適当に誤魔化しておきましょう。
劣等感の強い人は自分に自信がない一方で、妙にプライドが高い側面も持っています。劣等感というのは裏を返せば「人より優れていたい!」という感情が強いということ。その分自分への期待値や理想が高いとも言えますね。
また、劣等感の強い人は、「人からどう思われているか?」を非常に気にします。「人によく思われたい!」という見栄があるのです。自分に自信がないからこそ、虚勢を張っていい格好をしようとするのです。
そのため、劣等感が強い人は「私ってこんな人間だから〜」と妙に自己アピールが強かったり、自慢っぽい顔も持っています。
そんな時に反論したり無視すると、ますますムキになる可能性大。「そうだよね」と流したり、「〇〇ちゃんってすごいよね」と認めてあげたり・・。幼児に接しているように広い心で対応してあげるのが賢明です。
ポジティブな人は欠点や劣等感があっても、それをバネにさらに成長しようと努力をするもの。ですが、ただ単に劣等感が強いだけの人は、自分で自分を変えようとしません。
「私が自分を好きになれないのは親のせい」「私が幸せになれないのは、友達や彼氏がいないせい」と何かと他人のせいにしてしまいます。
劣等感の強い人から悩み事を相談されてアドバイスをしたとしても、彼らは「でも、〇〇さんがこうだから」「だって、会社がダメだから」と、何かと周りのせいにしたがります。そんな時は、「そうだね」「苦労してるね、可哀想だね」と同意してあげるしかありません。
他人を責めてばかりで、自分で努力しない人たちに成長はありません。そのため、友達として付き合っていても、お互いを高め合ったり良い刺激を受けることは少ないのです。
何か悩み事を相談されても、親身になりすぎると疲れるだけです。適度な距離感を保って見守りましょう。
劣等感が強い人は、いつも人の目を気にしてしまう癖があります。「人からどう思われるか?」ばかり考えて喋ったり行動してしまうんですね。
自分に自信がないから、他人からの評価が怖くて仕方がないのです。逆にコンプレックスが強いからこそ、「他人からよく思われたい!」という欲も強かったりもします。
そのため、劣等感の強い人の言動はいつも自意識過剰気味。「そんなに気にしなくてもいいのに・・」というくらいに過剰に周りに気を遣ったり、ある時はうざいくらいに自己アピールが強かったり・・。
彼らは人のことを気にしているようで、実は自分のことしか見えていません。自分が「どうしたら嫌われないか?」「どうしたら好かれるか?」ばかり気にしていて他人を思いやる余裕がないんですね。
こんな人と一緒にいると、なんだかこちらも気疲れしてしまいます。
劣等感の強い人は、なかなか自分に自信が持てません。自分のことが信じられない人間は、他人のことも信頼できないものです。そのため、彼らは他人に対して被害妄想を持つことも多いのです。
そして彼らはネガティブなので、人の言動など悪い方にとりがちです。少し連絡を返さなかっただけで、「私のこと嫌いなの?」「何か気にくわないことがあるの?」などなど・・。
また、その間にSNSなどに投稿しようものなら、彼らはそれを監視していて「私には連絡返さなかったくせに!」など勝手に怒り始めるのです。
普通の人なら気にしないようなことでも、劣等感の強い人は被害妄想を膨らませる可能性があります。こういう人の前では、誤解を招く行動をしないようにしましょう。
劣等感は誰しも少なからず持っているもの。でも、それが強すぎるなら精神的なバランスを欠いている可能性もあります。「この人ネガティブすぎる・・」と感じるなら、精神的に病んでいる「メンヘラ」かもしれません。
うつ病など精神的な病気は誰でもかかる可能性のあるものです。でも、何かあるたびに「死ぬ!」と騒いで人に迷惑をかけたり、リストカットの後をSNSにアップしたり・・。
他人に劣等感の強いところをアピールするのは、そんなメンヘラ体質のせいかもしれません。「ちょっとこの人病的だな・・」と思うような人なら、メンヘラの可能性が高いので深入りしないように注意しましょう。
劣等感の強い人は、人を信頼できずに警戒心が強いです。その一方で、「人に認めてもらいたい!」「よく思われたい!」という欲も強いんですね。要するに面倒くさいかまってちゃんでもあります。
その面倒くさい言動のせいで人が離れていくこともあります。彼らは孤独なのです。「この人うざいなぁ・・」と思って、「劣等感が強いから仕方ないんだ」と流してあげるのがいいかもしれません。
ただし、劣等感の強い人に対して、褒めたり認めてあげたり・・。彼らのしてほしいことをしてあげると、必要以上に懐かれてしまう可能性があります。
ただでさえ孤独な彼らなので、粘着されるともっと面倒くさくなる可能性もあります。優しく見守ってあげつつも、程よい距離感が必要です。
劣等感の強い人は、意外と周りに多いものです。そしてそんな劣等感の強さは、なかなか変えられるものではありません。親身になって相談に乗ったりアドバイスしても、あまり効果はないのです。
あまり深入りしすぎると面倒なことになるので、適度な距離感を保ってお付き合いすることをオススメします。