いつも旦那が不満そうな顔をしていると感じた時。もしかすると、あなたの旦那様は結婚生活に疲れているのかもしれません。
一生の愛を誓って結婚生活をスタートさせたのに、何故男性は疲れたと感じてしまうのでしょうか?またどのような時にそう思ってしまうのでしょうか?今回は男が結婚生活を疲れたと感じる理由を紹介します。
多くの家庭が結婚をすると、旦那は妻の管理下で生活をするようになります。妻にとっては大きな子どものようなもの。旦那のだらしのない行動を見るとついつい注意をしたりと口を出してしまいます。気付かないうちに旦那を監視してしまっているのです。
結婚前まで、男性は自由気ままに生きてきたことでしょう。一人暮らしをしていた男性は、誰に監視されることも誰に注意されることもなく、好きなだけダラダラとした生活ができていたはずです。これこそ男性にとっては幸せな時間といえます。
実家で暮らしていた男性も成人を過ぎれば、両親もいちいち口を出さなくなります。自分の部屋でどのように過ごしていても注意はされないでしょう。
そんな生活から一転、結婚をすると急に妻の監視が入るのですから苦痛に感じてしまうのです。たまには少しくらい目を瞑る寛大さも必要なのかもしれません。
結婚前は自分の給料はすべて自分のものだった旦那。しかし、結婚をするとそのお金はすべて家計として妻に奪われてしまいます。
もちろん、妻はそこから家賃・光熱費・食費の計算をしているのですから、奪っているわけではありません。しかし、最初は抵抗があり給料を奪われたように感じる男性もいるのです。
夫婦によっても家計は様々です。妻が全てやりくりをしているところもあれば、旦那がすべてをやりくりしているところもあります。お小遣い制のところもあれば、必要経費以外は手元に残るところもあります。
しかし、どんな方法にしても旦那の手元に残るお金は結婚前よりも圧倒的に少なくなります。これは仕方のないことですが、頑張って働いているのに見合わないお小遣いだと、お金の使えない苛立ちや不満が溜まって結婚生活に疲れてしまうのかもしれません。
結婚したら身の回りのことは全部妻がしてくれる・・。そんな幻想をいだいている男性はとても多いです。
朝起きてから夜寝るまで男は外で仕事をしてさえいれば、ご飯が出てきて温かいお風呂に入って気持ち良く布団で寝られると思っているのです。
しかし、実際はそうもいきません。今は共働きの夫婦も多いですし、子どもができれば育児に手がかかります。全部妻一人で行うのは不公平ですね。
現代ではほとんどの家庭が家事を分担しておこなっているでしょう。この分担制度が男性にとっては苦痛なのです。ゴミ出しにトイレ掃除、お風呂掃除。これを毎日やることが義務になってしまうと苦痛で仕方がないのです。
休みの日になれば、「これ洗って」「そこ拭いて」とこき使われます。もともと男性は家事に向かないような性格の人が多いため、このようなことに不満が募る一方です。「こんなことなら、結婚しない方が楽だったのではないか?」と結婚生活に対してマイナスになり疲れてしまうのです。
独身時代は「今日これから飲みに行こうぜ!」なんて急なお誘いも多く、自分がしたいことを自分がしたい時にできていたはずです。
休みの日には、自分の趣味を極めるために時間を費やしていたでしょう。映画を観たり、釣りをしたり、漫画を読んだりと、時間を優雅に満喫できていたはずです。しかし、結婚をするとその自由な時間は大きく削られます。
妻がご飯を作って待っていてくれるので、急なお誘いには行きにくくなります。休みの日にも家族サービスをしなくてはいけないので、自分の趣味に時間を費やす暇はありません。また、お金もありません。
今までと違い、やりたかったことの半分もできない生活になるでしょう。しかし、それにも勝る幸せなことが結婚生活にはあります。だからこそ大抵の男性は楽しく幸せに結婚生活を送っているのです。
ただ、それにも勝る幸せを感じることができない人は、結婚生活は自由がなくなるだけのものだと感じてしまうのです。そして時間のない生活、好きなことを満足にできない生活に疲れてしまうのです。
仕事で疲れて家に帰ってきたら、家庭ではその疲れを癒して安らぎたいはずです。しかし、仕事から帰ってきても、また妻から文句や愚痴を言われる・・。これでは旦那はどこにいても気が休まることがありません。疲れてしまうのも当然でしょう。
仕事から帰ってきた旦那が靴下も放り投げてテレビを見始めた。このような時、あなたならなんと言いますか?
ついつい1や3を言ってしまいたくなる人が多いでしょう。しかし、このような時は2のような言葉で優しく注意してあげてください。男性は怒られることに大きなストレスを感じてしまうのです。
結婚とは二人だけの問題ではありません。相手の家族とも自分の家族とも上手くやっていかなくてはなりません。嫁と姑の問題に旦那が挟まれてしまうこともあるでしょう。また旦那自身も、あなたの両親と上手くいかないこともあるかもしれません。
このような問題は非情にデリケートで解決に向かうのも難しいものです。特に嫁姑問題が起こると、板挟みになっている旦那のストレスはとても大きくなります。思わず逃げてしまいたくなるでしょう。
旦那にとっては、お母さんもあなたも大切な人なのですから当たり前のことです。そんな家族間の問題が生じると、結婚生活は一気に重たいものとなり疲れを感じてしまうのです。
帰っても家庭に居場所のない人がいます。
「あれ?この家での自分の居場所はどこなんだろう。どこに行けば落ち着くんだろう・・」と考えてしまうのです。自分の家なのに、自分の居場所がないなんて悲しいことです。なんのために家庭を持ったのか、なんのために結婚生活を送っているのかもわからなくなります。
家での旦那の居場所は必ず作ってあげましょう。帰ってきたら「おかえり」と言ってリビングに座らせてあげてください。一人が好きなら小さくても書斎を用意してあげてください。
夫婦が離婚する理由に最も多くあげられるのが『価値観の不一致』です。価値観が違うと喧嘩をしても話し合いをしても、ずっと平行線のままで折り合いがつくことはありません。その時はどちらかが諦めたとしても、また同じようなことで口論になってしまうのです。それが価値観の合わない夫婦が離婚にいたってしまう原因です。
価値観が合わないと見ているだけでもイライラ。そして口論してまたイライラ。我慢してイライラ。諦めてイライラ・・。こんなイライラをループしてしまうのですから、結婚生活に疲れてしまうのも当然といえます。
価値観の違いは、結婚前に気付くことができると良いのですが・・なかなか難しいですね。なるべく歩み寄る努力をするようにしましょう。
男が結婚生活を疲れたと思う理由を紹介しました。旦那に結婚生活に不満を持たずに疲れたと思わせないためには、あなたが寛大な心を持つことです。細かいことは気にせず、少しのことは目を瞑る。
その器があれば、旦那も安心して結婚生活を楽しめるはずです。大変ですが大きな子どもを持ったと思って、楽しい結婚生活を送りましょう。