執念深い男と聞くと、とても悪い印象があります。実際に執念深い男性と深い関わりを持って、後々面倒なことになったという女性も多いです。できれば深入りせずに過ごしていきたいですね。
では執念深い男とは、どこで見抜けば良いのでしょうか?また、どのように対処すれば良いのでしょうか?今回は執念深い男の特徴と対処法を紹介します。
『執念深い』という言葉の意味は、あきらめが悪いということです。まさに執念深い男の特徴とは、あきらめが悪い人のことを言います。これは何に対してもあきらめが悪いのです。
これは決して悪いことではありません。負けず嫌いであきらめが悪いということは、よく長所であげられる言葉でもあるくらいです。しかし、このあきらめの悪さも度が過ぎると執念深く怖い人になってしまうのです。
もしあなたが告白を断ったのに、あきらめてくれない執念深い男性がいたら・・。余計な期待を持たせずに、はっきりばっさりと思いを伝える必要があります。あきらめざる得ない状況を作るのです。
「今は彼氏いらないから」なんて断り方では絶対にあきらめてくれません。「あなたのことは絶対にこの先好きにならないので、もう話しかけないでください」くらい強く断ってしまう方が良いでしょう。
あきらめが悪いということの続きにもなりますが、執念深い男性はあきらめが悪いために何をしてもしつこいです。相手が受け入れるまで、相手が納得するまで、相手が自分を好きになるまで、相手に勝つまで・・。
とにかく自分が満足するまでは、何でもしつこくしつこく繰り返します。周囲はそのしつこさにうんざりしてしまうでしょう。
しつこいというのは情熱があるからです。情熱がない人にはしつこいという行為はできません。これも悪いことではないのですが、本人以外の人に不快感を与えてしまうのであれば、これは良いこととは言えませんね。
しつこい男は相手を納得させることで、最終的に自分が納得するのが目的です。自分が満足したいためにしつこい行動に出るのです。
しつこい男にうんざりしてしまった時は、とりあえず納得した素振りを見せましょう。どーでもいいことで意地になって張り合っているとずっと平行線です。あなたが納得することが、執念深い男の心は満たされるのです。
執念深い男性の特徴として、物事に集中すると周りが見えないということがあります。
執念深い男性は一つのことに熱中をします。それが勉強の時もあれば、恋愛の時もあります。ゲームの時もあれば、スポーツの時もあります。
熱中している物は、その時によって様々なのですが、一つ何かをやり始めるとそれしか見えなくなるのです。人の声も人の動きも何も見えず、とにかく猪突猛進です。
関係ないことに集中している分には、やらせておけば良いでしょう。何も見えてないのですから、そのまま放っておいても何も困ることはありません。
問題は集中の矛先が自分に向いている時です。あなたに恋をしていて、他の何も見えなくなっている執念深い男性がいたら厄介ですね。
そんな時は、もうその男性の世界から消えてしまうしかないです。連絡も返事せず、会うこともせず、とにかく姿を消すのです。あなたしか見えていない男性にとって、あなたが見えなくなれば他のものに目を向けるしかありませんからね。
執念深い男性は束縛心が人一倍強いです。これは恋人に対しての束縛に限ったものではありません。
自分が好きになった女性、自分が仲良くなった友人、先輩、後輩、同僚など、関わった人は誰でも自分だけのものにしたくなってしまうのです。
勝手に自分のものだと思った人が、他の人と仲良くしていると急に機嫌が悪くなったり、怒り出したりします。恋人でもない人に束縛されるなんて嫌ですね。
執念深い男に束縛なんてされてしまうと面倒なことになります。どこかでその男性があなたのことを自分のものだと思っているから束縛をしているのでしょう。それを勘違いであることを知ってもらう必要があります。
ある程度距離を置き、自分はあなたの恋人でも何でもないということをしっかり態度で示しましょう。
執念深い男はプライドが高いという特徴があります。そもそも執念深くなってしまった根本には、プライドの高さがあるのかもしれません。
「自分が失敗したまま終わることが許せない!」というプライドの高さが執念深い男を作りあげるのです。あきらめが悪いのも、しつこいのも全ての根源がプライドなのです。
プライドの高い男性は、少し会話をしただけでも見極めることができます。人に見下されることを嫌うために、少し人を見下して上から目線で話すのです。人との会話を観察してみてください。
プライドが高い男性だと感じたら、執念深い男性である可能性も高いです。
プライドは傷つけないように注意しながら、過度に褒めたり持ち上げたりすることはせずに話を聞くだけにしましょう。否定はしないけど、肯定もしない。このスタイルで対応するのが一番です。
執念深い男は自分に対しての信仰心が強いです。自分が一番正しいと思っているために、人の意見を聞き入れようとしません。あまり人を信用しない人とも言えるでしょう。
執念深い男性が一番執着しているのは、実は自分自身なのかもしれません。意見を出し合っていても人の意見を否定し、すぐに自分の意見ばかりを押し通そうとします。耳を傾ける気すらないのです。このような男性は注意すべきでしょう。
このような男性も否定をしてはいけません。自分が正しいと思って話していることを否定されると怒り出す男性もいるからです。どんなに間違った意見でも、執念深い男性を怒らせると後に引くので注意が必要です。
ただし、それが正しいと受け入れてしまうと、自分の味方なのだと今後も同調を求められてしまいます。この場合も否定も肯定もせずに聞き流すだけの対処をするのがベストといえるでしょう。
執念深い男性は空気が読めません。
このようにハラハラする場面に出くわすことも多いでしょう。基本的に執念深い男性は自分のことばかり考えて行動をしているので、周りの人の気持ちやその場の空気を読むことができません。もしくは読もうとすらしていないのです。
空気が読めない天然な人との違いは、その行動が自分本位であるかどうかです。空気が読めないと思う行動がいつでもその人中心の行動である場合は、天然な男性なのではなく、執念深い男性であるといえるでしょう。
空気が読めない男性には、その空気を言葉にして伝えた方が良いでしょう。誰かが言葉にしない限り、一生空気を読むことなんてできません。
「今はそういう行動は控えた方がいい時だよ」と優しく教えてあげてください。
執念深い男性は記憶力が良いです。特に自分が損したことや傷ついたことや恨みなど、マイナスなことに対しては死ぬまで忘れることがないでしょう。
細かい記憶をいつまでもネチネチと言われるのですから、一緒にいる人は疲れてしまいますね。なんでも執念深く覚えているというのが特徴なのです。
マイナスなことをネチネチと言われた時には笑ってスルーしましょう。いちいち真に受けていると苦痛になります。
「そんなこともあったね。あはははは。」なんて笑っておけば良いのです。また数ヶ月後に同じことを言われても、同じように気にせず笑い飛ばしましょう。
執念深い男の特徴と対処法を紹介しました。今回紹介した特徴を見てもわかるように、執念深い男性は悪い男というわけではありません、性格に癖はありますが良い部分もたくさんあります。