いつも口うるさく色々言ってくるわりに、自分はどうなの?という人っていますよね。身近にいるととてもやっかいです。そんな自分のことは棚に上げて他人にばかり注意する人についてここでは説明します。
特徴をつかんでおけば、なぜ他人にばかり注意するのか、その理由が納得できイライラすることも減るはずです。ぜひ参考にしてくださいね。
特徴的な家庭環境として、母親から「よそはよそ、うちはうち」と言われて育てられてきた可能性大です。そのため、「他人と自分は違う」という意識を強く持っており、それが悪い方向に働いてしまっているのです。
「自分はできてないけど、周りはするべき」「自分はいいけど他人はだめ」という気持ちが根底にあるので、自分を棚に上げて他人に注意してもなんとも思わないのです。かなり深く刻みこまれている深層心理なので、正直なところ改善は期待できません。
自分のことは棚にあげて注意する人の特徴として、プライドが高くナルシスト気味であることがあげられます。そのため、自分が何をしても
と思いがちなのです。プライベートを覗いてみると、意外にも自撮りが大好きだったり、SNSを頻繁に更新していたり、ということもよくあります。プライドの高さに比例して承認欲求も高いのです。
自分のことは置いといて他人にばかり注意する人は、実は自分の意見をしっかりと持っていないことがあります。そして虚勢を張るため
ということをアピールするために他人にばかり注意しているのです。他人の肩書きが立派だったり、役職が高い場合には態度が一変してペコペコし始めます。自分の意見がないために、人を肩書きや役職で判断しているからです。
あなたの周りの自分のことは棚にあげて他人にばかり注意してくる人は、何かを任される立場にありませんか?マネージャーやリーダーなどの役職についていたりする場合に多いのですが、実はプレッシャーに弱くどうしたらいいのか内心あたふたしていることも。
しかしプライドが高いために「この役職は自分に見合わない」などと言い出すことができません。役職に合うよう、自分を強く見せる方にエネルギーを使う傾向にあります。そのため、少しでも自分の立場を誇示しようと他人に対してばかり注意してしまうのです。
プライドが高いことに加え、実行するかどうかは別として意識だけは高いのも自分のことは棚に上げて他人にばかり注意する人の特徴です。「こうなりたい」という理想像を具体的に持っているのに対し、今の自分が理想から程遠いということもわかっているのです。
そのために、気持ちだけが焦り、自分以外に目を向けることで自分の心を紛らわしています。なので、自分ができていないことでも平気で他人に注意してしまいます。自分を直視することができておらず、現在の自分に焦りと不安を抱えているからです。
他人にばかり指摘しておいて自分のことは一切気にしない人から注意されても、いちいち気にする必要はありません。
本気で注意しているわけではなく、自分のプライドゆえに注意していることがほとんどだからです。そのため、注意されたからと言っていちいち凹まないよう、軽い気持ちで受け流しましょう!