どんなに大好きな恋人でも、距離が近づくほど相手の悪い部分が見えてしまうものです。いざ喧嘩をしてみたら、彼氏は黙ってばかりで話にならない!
「私が一方的に怒鳴ってばっかり・・」「もしかして、仲直りする気がないの?」「こちらが部屋を出ていっても、追いかけてきてくれない!」
そのように悩んでいる女性のために、今回は喧嘩すると黙る男の心理と彼氏と仲直りする方法を紹介します。あなたの彼氏がこのタイプなら、きっと役に立ちますよ。
そもそも男性は、感情的な人を目の前にすると逆に冷静な気持ちになる方が多いです。特に相手が怒っていたり自分が疲れていたりすると、本能的に自分を守ろうとする意識が働き、結果黙ってしまいます。
これは狩りの場や戦いの場において自分を冷静に保ち、自分だけでなく家族を守るための本能とも考えられます。もしくは、性格的な問題かもしれません。努力して問題を解決させるのが面倒だと考えるタイプだということです。
このようなタイプは、仲直りすること自体面倒に感じてしまう恐れもあります。彼氏がどのような性格なのか理解していないと、一度の喧嘩で別れてしまうこともあるでしょう。
本能的な心理とは別に、経験則で「女性は感情的だ」と考えている場合もあります。母親や姉妹が感情任せに怒鳴る人だった、元カノに理不尽な扱いを受けていた、なんてことも考えられます。
喧嘩をしても冷静だと自負していても、口論になる時はヒートアップしてしまうこともあります。無意識であっても、相手に非を認めさせようと、理論を展開させたこともあったのかもしれません。
しかし、何を言っても売り言葉に買い言葉で無駄だと彼氏は諦めた。その結果、黙るという選択をしているのでしょう。
冷静であろうとする一方で、黙っている時の彼氏の心の中は穏やかではありません。冷静であろうと一生懸命で、他のことを考える余裕はそれほどないのです。
感情を表に出すのが下手な人ほど、溜め込んだ感情をうまくコントロールできずに、許容範囲を超えると爆発してしまうなんてことも・・。
また、彼女が感情的になっているときに何を言っても無駄だと諦めている場合もあります。先程説明したように、付き合った当初は筋道を通して喧嘩の原因について説明していたのかもしれません。しかし、ヒステリーなあなたに呆れて黙り込んでいるのです。
これまでの男性の心理から、仲直りをするための方法と、今回の喧嘩を無駄にしない「反省会」について考えてみましょう。
喧嘩をすると黙ってしまう彼氏と仲直りするためには、険悪な状況で深追いすることなく時間をおくのが効果的です。もし彼氏が部屋から出て行ってしまっても、後を追うのは逆効果だと思われます。
しかし、ただでさえ悪い関係にある彼氏と物理的に距離を置くというのは、なかなか難しいことでもあります。このまま別れてしまうかも?なんて不安になる人も多いはず。
でも本当に仲直りをする気がないのであれば、喧嘩をしたその場で別れを告げられているはずです。そうでないなら、お互いに一人で過ごす時間が仲直りにつながります。
ある程度離れた距離で時間が経過すれば、お互いに冷静になれます。友人や家族に相談することで、第三者から客観的な意見を貰っている場合もあるでしょう。
もしかしたら、自分にも非があるかもしれません。自分も悪かったな・・と思うことがあれば、謝罪の言葉を添えてしつこくない程度に連絡を取ってみましょう。きっと彼氏も同じ気持ちだと思いますよ。
喧嘩別れ・・嫌な言葉ですね。これを避けるためにも、今回のケンカを無駄にせず、二人のこれからにつなげる「反省会」を必ずしてください。問題を先送りしても、必ず同じような喧嘩をすることになります。
喧嘩をしていない時に、さりげなく話を持ち出してみましょう。ここで注意しなくてはいけないのは、「反省会」とは喧嘩を蒸し返すものでも、相手の非を責める場でもないということです。
あえて「私、こういうところがあるから」と自分のマイナス面から切り出せば、彼も同じように返してくれるでしょう。
例えば、自分は彼氏が思っているよりも感情的な人間ではないと伝えるのもいいかもしれません。また、喧嘩をしている時に限らず、いつも彼氏がどんなことを考えているのか、せっかくなので深く聞いてみましょう。
喧嘩をすると黙ってしまう彼とは思えない程、いろいろ話してくれると思います。その理由は、お互いが冷静に問題を解決しようとしているからです。
一般的に、このような反省会は日が沈んでから行うと、底なしの議論に陥る可能性があります。天気のいい昼間に、外食しながら話すことをお勧めします。公共の場なら、ヒートアップしないようにお互い気を付けますからね。
この「反省会」は、相手のことをよく知っていなければ、なかなか実行に移すことが難しいかもしれません。一般的には、喧嘩をした時の話をすると、気持ちを蒸し返して再び気まずい空気になってしまいますからね。
しかし、成功すればお互いのことをより理解でき、二人の関係性はさらに良くなるでしょう。大切なのは、反省会の時に「あなたとこれからも、ずっとうまくやって行きたいから」という気持ちを伝えることです。
将来を考える恋人たちにこそ、喧嘩をした原因を曖昧にせずに、反省会をすることをお勧めします。
彼氏がケンカすると「黙る」のは、本能的であったり、性格によるものであったり、これまでの経験則からそのような行動をとるのかもしれません。日頃から彼氏がどのような性格なのか理解していれば、相手の気持ちを察することができるはずです。
仲直りするためには、まずは深追いせず時間を置くのが効果的です。さらに第三者のアドバイスを効けば、冷静になり客観的に原因を考えることができます。
そして、喧嘩をすると黙ってしまう彼氏にこそ、その後の「反省会」を行ってほしいのです。しっかり時間を置いて話せば、きっと有意義な時間になるでしょう。