マザコンは男性に対しての言葉かと思われがちですが、女性のマザコンが増えています。母娘が仲良しなのは不思議なことではないので、なんとなく見過ごされてきただけで実際は昔からいたのかもしれません。
男性のマザコンも厄介ですが女性のマザコンも厄介で、母も娘もお互い「マザコン」である認識がまったくできておらず、当てはまると思っていないのです。
そんなマザコン女の残念な特徴をご紹介します。周りの友達や、付き合っている彼女、結婚を考えている女性がそうではないか?参考にしてみてください。
年頃になっても「ママが好き」と言ってしまう女性はマザコンである可能性が高いです。家族は好きでも、わざわざママを名指しで好きと公言するのはちょっと引いてしまいますよね。
そもそも母親を「ママ」と呼ぶ時点で警戒しても早とちりではないかもしれません。親しい友人との会話で「ママ」と呼ぶならまだしも、改まった場や目上の人の前で「ママ」と呼ぶのはマザコン女確定です。
子どもはみんなママが大好き、というのは限度があります。ある程度成長したら親離れするのは当然、「子どもはママが大好き」を免罪符にしているマザコン女が急増中です。
進路や就職など、不安で家族に相談することはあるでしょう。人生や社会人の先輩でもあるし、時代は違えども身近な人に参考話を聞くのはよくあります。同じ女性目線で、父親より母親に聞くことも多いでしょう。
しかし聞くだけに留まらず自分で決められないから、相談と言う体で母親に決めてもらっているなら間違いなくマザコン女です。迷ったらなんでも「ママ」。
実は今まで自分で決めたことはなく、全部ママの言う通りにしてきてしまい、自分では決められなくなっているのかもしれません。しかもそれに気づいていない残念な可能性もあります。
自分の意見があってもママの意見が判断材料のほとんどを占めていると、簡単に意見が変わります。欲しい洋服があっても「ママに聞いてみる」と連絡し、「買ってくれるっていうから、今度ママと改めて来る!」なんて言い出すケースも。
ママは優しくなんでも買ってくれるので、友達よりもママと出かけることが多いのがマザコン女の特徴。そもそも親子なので気が合うことも多いので、一緒にいて楽なのです。「友達親子」と言われれば聞こえが良いですが、中にはマザコンが隠れている場合もあるのです。遊びに誘っても
など、ママとがまず優先になっていることも多いですね。そんなマザコン女には、友達がだんだん遠ざかり気づけば友達がいなかった、なんてこともあるでしょう。それでもママがいるから大丈夫と思うかもしれませんね。
1人暮らししていると自立しているように見えますが、実はここにもマザコン女が隠れています。合鍵を実家に預けていることはよくあるかもしれませんが、母親がしょっちゅう娘の家に出入りしているのは怖いです。
事前報告なしに来て、それを娘も受け入れているようなら間違いなくマザコン女です。仮に彼氏が遊びに来ていたときに母親がアポなし訪問したら、彼氏は固まってしまうかもしれません。
いつ母親が来るかわからないような彼女に家には、あまり行きたいと思いませんよね。またマザコン女は実家に帰る回数は多いのも大きな特徴の1つでしょう。自立しているように見えて実は自立していないのです。
母親が成人した娘にちゃんづけで呼ぶのはマザコン女かもしれません。親にとって子どもはいつまでもかわいい子どもとは言いますが、親の方が子離れできていない証拠です。
親離れできている子どもからしたら、いつまでも「ちゃん」付けで呼ばれるなんて恥ずかしい、と一度は必ず思うでしょう。何も思わず受けているのはマザコン女の可能性大です。
マザコン女は、実は母親が形成してしまっている場合も多くみられます。母親自身が寂しくて娘、が離れて行かないように依存させる。夫や実家・義実家などとの関係がうまくいっておらず孤独を感じ、娘が自分のすべてと愛情を傾けるあまりおかしくなっている。
娘がかわいいあまりいろいろなことに先回りして、娘に悲しい思いをさせないよう危険から遠ざける。娘からみると母親からの愛情と感じるので、結果的にママ大好きになり、ママとの関係の居心地が良すぎて外の世界では打たれ弱く、どんどん母親に依存する関係ができあがるのです。
母親は娘から頼ってもらえると嬉しいので、共依存の場合も多いかもしれません。娘が自分のあずかり知らぬところで好きな人を作り、彼氏ができるようならそれを阻止しようとすることもあるでしょう。阻止する相手は彼氏だけではなく、友達にまで及ぶこともあり得ます。
マザコン女の特徴として、母親とは仲が良いけれど父親の存在は見えてこないことがあります。中には母親が父親のことを蔑ろにしていたから、娘も倣ってそうなってしまったかもしれないし、母親の愛が大きすぎて父親が見えていない場合もあります。
父親が子育てに関心がなく母親に任せきりにしていたり、幼少期仕事が忙しく子どもと関わらなかったりしたことが原因かもしれません。ママは大好きだけどパパは別に、と両親への想いに格差があるのもマザコン女の特徴と言えるでしょう。