「恋愛には興味がない。恋愛はしたくない。でも結婚はしたい!」という、恋愛願望ゼロなのに結婚願望のある男性がいます。普通は自由がなくなり責任が重くなる結婚を嫌い、恋愛を楽しもうとするのに不思議に思いませんか?
このような考えの男性には、そう思う理由がきちんと存在するのです。そこで今回は恋愛したくないけど結婚したい男の心理を紹介します。
まずは恋愛に興味がないという男性の心理です。女性に興味がないわけではありません。女性が苦手というわけでもありません。ただ恋愛をする過程や、恋愛をしている最中のいざこざが面倒で仕方ないタイプなのです。
女性のこのようなセリフに心底うんざりしているのでしょう。このような面倒なことをせずに、もう夫婦として安定した関係になってしまいたいのです。そのため、恋愛はしたくないけれど結婚はしたい、という考え方になってしまったのです。
恋愛というものに大きなトラウマを抱えている男性も、恋愛はもうしたくないと考えます。
こんな経験がある男性は、もう恋愛恐怖症です。また恋愛をして同じような経験をしたら・・なんて考えると怖くて仕方がないのでしょう。
もう恋愛で傷つくのは嫌だという気持ちが強い男性は、結婚という契約に拘るのです。結婚をして正式に夫と妻になることで、安心できるのでしょう。
婚姻届けを提出し、結婚式を挙げることで、信頼関係が築けると信じているのです。そのため関係が曖昧な恋愛はせずに、正式に夫婦関係が認められる結婚がしたいのです。
とても嫌な言い方ですが、ただ単に身の回りのことをやってくれる人が欲しいという心理の人もいます。
男性の一人暮らしはなかなか大変です。毎食コンビニ弁当の食事。散らかり放題の部屋。たまった洗濯物。とりに行けていないクリーニング。仕事の後は疲れて寝てしまい、休日も外に出てしまう。もう家事は手つかずの状態です。
こんなことでは身体にも悪く、仕事にも影響が出てきそうですね。そんな時に思うのです。結婚したら、妻が全て家事をしてくれていいな、と。誰でもいいから結婚して身の回りのことをしてくれないかな、と。
そんなお手伝いさん感覚で妻を希望するために、恋愛せずに結婚したいと強く願うのです。しかし、このような心理の男性は結婚をしても上手くいかない場合が多いでしょう。
男性も女性も30歳を過ぎたあたりから、親は心配を始めます。
自分の子どもが生涯独身なんてことは、親にとっては心配で仕方のないことです。ついつい口うるさく結婚を急かしてしまう親御さんもいるかもしれません。
両親と遠く離れて暮らしていたり、両親が病気になってしまったり、そんな環境になると子どもとしては親を安心させてあげたいと強く思うでしょう。自分が結婚しないことで心配をかけてしまうなんて情けなく思うでしょう。
そこで元々は恋愛願望も結婚願望もないけれど、できるのであれば結婚だけして取りあえず親を安心させたいと思うのです。妻を紹介し、孫を見せることが最大の親孝行だと感じている、親思いの男性なのでしょう。
男性は何よりも世間体を気にする生き物です。男女ともに晩婚化が進んでいるとはいえ、男性も35歳を過ぎれば周りはほぼ既婚者。子ども持つパパにもなっているでしょう。
会社の同僚も、地元の友達も、同級生も、上司も後輩も親戚もどんどん結婚していくわけです。すると、いつしか世間からおいていかれたような気持ちになり、結婚していない自分を恥ずかしく思うようになるのです。
どの集まりに行っても話題は『結婚』。お前はまだしていないのか?なんて言われる度にプライドが傷つき苦痛になります。そんな世間体を気にして、興味のない結婚をしたいと感じるようになるのです。
家庭や家族という言葉はとても温かいですね。このような家庭や家族に憧れを持つ男性もとても多くいます。特に強い憧れを持っているのは、複雑な環境で育ってきた男性です。
あまり良い家庭環境ではなく、辛い思い出が多いのです。このように辛い家庭環境にいた人ほど、その反動で温かい家庭を作りたいと強く願うもの。恋愛ではなく、結婚がしたいのです。家族を作りたいのです。
その思いが人一倍強いために、恋愛を飛ばして結婚をしたいと急いでしまっているのかもしれません。
女性の中には、子どもが欲しいためだけに結婚するという人もいます。しかし、これは男性に同じことが言えます。男性にも子ども好きはいます。また本能で子孫を残そうとするのでしょう。そのために結婚を求めるのです。
しかし、このような男性は子どもが欲しいだけであり、恋愛や結婚には興味がない場合も多く、恋愛はせずに結婚のみを望むのです。結婚する相手の女性が幸せになれるかは疑問ですね。
本当は恋愛体質である男性の心理です。恋愛をすると、恋愛のことしか考えられなくなる恋愛体質の男性がいます。仕事も手につかずに恋愛にのめり込んでしまうのです。その結果、いつも傷ついて恋愛をダメにしてきてしまったことでしょう。
もう恋愛のいざこざでダメになるのが怖いのです。そんな自分に向いているのが恋愛ではなく、結婚だと感じているのですね。結婚をして、責任を持つことで、それだけにのめり込まずに仕事も家庭も大切にできるバランスが、自分には必要だと感じているのかもしれません。
とにかく寂しがり屋の男性です。いつも家に帰ると暗い部屋。「ただいま!」と言っても返事をしてくれる人はいません。ご飯も一人、テレビ見るのも一人、寝るのも一人。そして朝起きても一人なのです。こんな生活を続けていると、やはり寂しくなります。
家に帰ると電気がついていて、「おかえり」と言ってくれる。温かいご飯を一緒に食べる。テレビを見て一緒に泣いて、一緒に笑う相手がいる。寂しさが募ると、そんなパートナーを強く求めるようになるのです。そのため恋愛をせずに早く結婚をしてパートナーが欲しいと願うのでしょう。
恋愛したくないけど結婚したい男の心理を紹介しました。恋愛はしたくないけど結婚したい男性は、結婚というものに大きな夢を持っています。そして結婚することでの自分へのメリットを強く感じている男性だと言えるでしょう。
このような男性は、もしかすると自由がなくなることや責任の重さなど、自分にとってデメリットとなる部分まで考えが及んでいないのかもしれません。結婚願望のみある男性には、きちんと結婚を理解してもらう必要がありますね。