「私の彼氏って本当にドジでさあ。この間もね……」女友達との会話中にこんなことを言われたことはありませんか?
女友達はなぜ自分が付き合っている彼氏をバカにするのでしょう。今回は、女性が好きな人をバカにする心理を4つご紹介します。
女性同士の付き合いで厄介なのが、他人の幸せを素直に喜べないときがあるということです。たとえば自分が長年付き合った彼氏に振られて傷心しているときに、親友から結婚の報告が届いたとします。
大好きな親友の門出。素直に祝ってあげたいけれど、どうしても羨ましい気持ちが先走って素直に喜べない。そんな気持ちを抱えてしまうのが女性なのです。
女友達が好きな人をバカにするのは、同性だからこそ分かる複雑な女性の心理を考慮してのことかもしれません。
本当は彼氏のことを尊敬していたとしても、相手の反感を買わないように言い方を工夫しているのではないでしょうか。
好きな人をバカにする女性の場合、育ってきた家庭環境が影響していることもあります。たとえば夫婦間で男性よりも女性のほうが上の立場にいる場合、妻は夫をバカにする言い方をしがちです。
「給料が少ないのは、お父さんの営業成績が悪いのが原因なのよ」こういった言葉を日常的に聞いて育ってきた女性の場合、無意識に自分の彼氏や夫を見下す言い方をしてしまいがちです。
実際には、恋人同士や夫婦間に優劣は存在しません。どちらも同じ立場で、お互いを尊重し合うのが男女の恋愛です。しかし、気が強くしっかりとした女性の場合、気が付くと彼氏や夫をバカにする言い方をしてしまう方が多いのもまた事実なのです。
女子会で定番の話題といえば、身近な人のうわさ話や面白いエピソードです。好きな人をバカにする女性のなかには、「この話をしたら盛り上がるかもしれない」とウケ狙いで会話を切り出す人もいます。
お笑い芸人が結婚発表をする際、自身の結婚相手について聞かれたときは、なにか一つ報道関係者がくすりと笑ってしまうネタを用意していることがほとんどです。
これは、ただ単に惚気エピソードだけを披露するよりも報道陣の記憶に残りやすく、記事にもしやすいと考えての行動だと思います。
女子会も同様に、ただ彼氏を褒めちぎるよりも、実はこんな変なところがあるだとか、こんなオバカなエピソードがあると話題を切り出すほうが、同性のウケがよくなり会話も盛り上がるのです。
最後にご紹介する心理はこちら。好きな人をバカにする女友達がもう既に何年間もその彼氏とお付き合いをしている場合、親しい間柄だからこそ心を許し、どんなことでもありのままを話している可能性もあります。
たとえば自分よりも恋愛経験が少なく不器用な男性と付き合った場合、最初は純朴で控えめな部分が素敵だと感じていたとします。
しかし、付き合いが長くなるにつれて、つい彼の要領の悪さにイライラし、女子会のときに彼のことをバカにしてしまうパターンもあります。
彼氏の優しさや付き合いの長さに甘えているからこそ、女友達は好きな人をバカにするのかもしれません。
どんなにスマートで大人な男性でも、自分の好きな女性や付き合っている彼女には、ちょっかいを出したりいじわるをしてみたり、相手をバカにする言い方をしてしまうものです。
これは、相手に愛情があるからこその行動。女性が好きな人をバカにするのも、基本的には男性と同じ心理だといえるでしょう。
女子会で他の人から妬まれないように、場を盛り上げるために彼氏をバカにしつつ、本当は彼氏のことが愛しくてたまらないし、信頼しているからこそどんなことでも言える。
女友達が好きな人をバカにしているときは、友達や彼氏に対する深い愛情のあらわれだと思うようにしてみてはいかがでしょうか。