ネットを見ていると異常に女叩きをする男性をよく見かけます。このような男性を多く見るあまりに、男性は女性のことをそんなに嫌っているものなのかと心配になる人もいると思います。
中には異常すぎて恐怖すら感じる内容もあるかもしれません。ではなぜ男性はネットで女叩きをするのか?
今回はネットで異常な女叩きをする男性の心理を紹介していきます。
大好きな彼女に酷い振られ方をした男性は、その悲しさや悔しさをネットで晴らす場合があります。
このようなセリフを周囲の人に言うのは男のプライドが許しません。振られた元カノの愚痴を言えば、可哀想で嫌な男になってしまうからです。それでもモヤモヤとした気持ちが消えない時、それを吐き出す場所がネットなのです。
ネットであれば、誰が誰のことを言っているかなんてわかりません。また同じ境遇の人が共感してくれます。自分の悲しさや悔しさを吐き出して、それに共感をしてもらえるだけで心がスッキリと軽くなるのです。
そうして元カノの愚痴をネットに書き込んでいるうちに、どんどんエスカレートして女叩きをするような結果となってしまうのです。
これは女性にトラウマを抱えていて、それが恨みとなってしまっている心理です。
このような人は、日頃から女性を敵だと思っています。実際そう思わせてしまったきっかけが、どこかにあるのでしょう。女性=敵。その敵に攻撃をしたいけれど現実問題、日常の生活の中で女性に攻撃をすることなんて出来ません。
その恨みをはらす場所が現実にない人は、ネットで女叩きをするのです。そこで恨みをはらしているのです。
その男性が天使のような女性に巡り合うことができれば良いのですが・・運悪く酷い女性としか今まで出会えなかったために、敵意識が消えずに女叩きをやめられないのでしょう。
「本当は女性と話したい!女性と付き合いたい!仲良くしたい!」そんな願望は強いのに、まったく相手にされない男性。女性のことは好きなのに相手にされないという虚しさをネットで女叩きすることで解消している心理です。
気になる女性に頑張って声をかけた男性。「重そうだね。手伝おうか?」精一杯優しい言葉をかけました。すると戻ってきた返答は、「は?大丈夫」というもの。そんな日の夜はネットにこんな書き込みをするでしょう。
『女なんて馬鹿ばっか、人の優しさに気付かないなんてただの馬鹿女』
これは自分の思いを女性に裏切られた腹いせとも言えます。それをネットに書きこんで共感をしてほしいという心理があるのかもしれません。
男性はプライドの高い生き物です。いつだって女性よりも上にいたいという思いがあります。少し女性を見下して優位に立っていたいのでしょう。
しかし今の時代、男性よりも女性の方が上にいることも多いです。なかなか女性には頭が上がらないという男性も少なくありません。そこで日常上から目線で女性に言いたいけれど言えない言葉をネットに書き込むのです。
亭主関白のような支配する言葉を実際言えないから虚勢をネットに書き込むのです。ネットで女叩きをするだけで、自分は女よりも上にいると思えるのでしょう。それで心が満たされるのです。
今は女性の社会進出が進んでいます。結婚して出産をしても仕事を続ける女性も多くなってきました。その結果、女性の上司の下で働く男性も珍しくなくなりました。
自分よりも長く働いていて仕事ができるのであれば、女性だろうと男性だろうと関係のないことです。しかし、男性の中には女性の上司を受け入れることができない人もいるのです。
毎日のように女性から仕事の指示をされて注意される。時には怒鳴られ、時には褒められ、女性の社員の元で動かなければいけない。女性の上司を受け入れることができない人にとっては苦痛でしょう。
「なんで女に怒鳴られなくちゃいけないんだ」と理不尽に感じてしまうのです。そう感じることの方が理不尽にも思えますが、感じてしまうのは仕方のないことです。
『女のくせに偉そうなやつ』なんて嫌な書き込みをする人は、自分よりできる女性が周りにいる人なのでしょう。その悔しさを女叩きすることで解消しているのかもしれません。
今の若い男の子にはマザコンが多いと言われています。マザコンとは『お母さん大好き』『お母さんと仲良し』ということだけではありません。
このような特殊なものがあります。
ネットで女叩きする人にはマザコンが多い傾向があります。その理由はお母さんへの愛情とコンプレックスが紙一重だからです。大好きで認めてほしいあまり、それが怖さにもなっているのです。いつもお母さんの存在に怯えているのです。
このような男性は女性=お母さん。そしてお母さん以外の女性は認めない。という特殊な心理があります。そのため女性を見ても叩く内容しか思い浮かばないのです。
このように最強のお母さんと比べて劣ることをネットで叫びたいのです。現実では言えないからこそネットで叩くのでしょう。そう考えるとネットの世界にはマザコン男が多いかもしれませんね。
小さい男の子は好きな女子を虐めます。好きな女の子を悪く言うことで、その子に気に留めてほしいという思いがあるのです。それは大人になってもどこかに潜在しているのでしょう。
女性のことが大好きで近づきたいという思いが強いあまりに、女性をネットで叩いてしまうのです。愛情の裏返しともいえます。
このような幼い心理で女叩きをしている男性は、叩いているけれどどこかに愛情が含まれていることも多いです。
女叩きができる男性は、それなりに女性のことを知っているはずです。女性と交際をした経験や女友達が多いなど、周囲に女性がいる男性だからこその内容も多くあります。だからこそ、女叩きができる自分に酔っているのです。
「俺の周りには色んな女がいて相手するのも疲れるよ」というのを遠回しにネットの中で自慢したい心理があるのでしょう。
中には女性に免疫がないのに、いかにも免疫があるように偽って女叩きをする男性もいます。ネットの中だけでも女慣れしている男性でいたいのかもしれません。
ネットで異常な女叩きをする男性の心理を紹介しました。異常すぎる女叩きを見ていると、ただの女嫌いなのかと思いがちですがそうではありません。ナイーブな男性たちには一概に嫌いとは言えない心理を持って女叩きをしている人も多いのです。
女嫌いな男性が多い世の中と思わずに、ネットの女叩きをさらりと流せるような大人の女になってください。