誰だって初恋の思い出は大切なものです。しかし、過去の恋愛をあまり気にしない女性と違い、未練たらしい男性にとっては、初恋の相手はいつまでも忘れられない相手となるのです。
そこで今回は初恋の人を忘れられない男の本音やありがちなことを紹介します。気になる男性や彼氏の心の中に、初恋の人がいるのでは?とモヤモヤしている女性必見です!
男性の多くが、初恋の人からもらったメモ程度の何気ない手紙や写真、思い出の品などを保管しています。もちろん、元カノ関連の物をまとめてとっておいたり、ただ単に捨てるのを忘れていることもあります。しかし、初恋の人だけは別です。
大掃除や新しい彼女ができた時に、他の女性関連の物は捨てれても、何となく初恋の人の品はそのままにしておく・・。これは多くの男性にありがちなことです。
彼氏の部屋で過去の元カノの思い出の品を見つけた場合、複数の女性の物があれば、それほど気にしなくて良いでしょう。彼に深い意味はないはずです。しかし、たった一人だけで、それが初恋の相手なら・・。
彼は大切な思い出として残しておきたいというのが本音ですし、それを捨てるように今カノに言われることを不快に感じるでしょう。
意識的に初恋の相手と比べることは、さすがに次に付き合った相手ぐらいでしょうが、無意識に今カノと比べてしまうのは、若い男性にありがちなことです。
比べる対象は、やはり初恋の相手が優れている部分です。ただ、顔や性格など大雑把なものというよりは、何気ない小さな行動や発言を比べがちです。
「○○ちゃんだったら、デートの時間に遅れてくることはなかったのに・・」「そんな無神経な一言、○○ちゃんだったら言わないだろうな・・」といった具合です。そして、今カノが初恋の人より優れている部分では比べることはありません。
こんな小さなことで、いちいち初恋の人とアンフェアに比べられてしまうのは、今カノにとってはたまらないですよね・・。
そんなに初恋の相手が好きなら、私と別れればいいのに・・。そう思う女性もいることでしょう。しかし、彼らは初恋の人が好きなわけではありません。好きなのは今カノのあなたです。そして、そのことを信じてほしいと思っています。
若い女性にありがちですが、彼氏の初恋の相手に異常に対抗心を燃やす方がいます。ひどい場合だと、現在あっているわけでもない初恋の相手に嫉妬することも・・。こんな女性、男性としてはめんどくさい以外の何物でもありません。
確かに男性にとって、初恋の女性は特別な存在です。しかし、好きなわけではありません。所詮は思い出なのです。当然、一番大切なのは今カノですし、そのことを理解してくれる女性を求めがちです。
心当たりがある女性は、彼氏を信じてあげてください。いつまでも彼氏の初恋の相手を気にしすぎていると、悲しい結末を迎えることになりますよ。
初恋の相手と付き合ったり、告白に失敗したり、別れたり・・。もちろん、想いを伝えないまま卒業などで会えなくなった人もいるでしょう。そんな初恋の相手の節目の時期が近づくと、過去の思い出に浸る・・。これも若い男性にありがちなことです。
さすがに20代半ばに差し掛かっていれば、ここまで初恋の人に心を乱される男性もいないと思いますが、10代の男性には珍しいことではありません。
今カノの誕生日よりも、初恋の人と付き合った日を気にする・・。レアケースですが、そんな男性もいることを覚えておきましょう。
人は過去の恋愛を美化する傾向があります。初恋の相手なら尚更です。これは男女関係ない恋愛の法則と言えるでしょう。
そんな法則に強い影響を受けるのが、未練たらしい初恋の相手を忘れられない男性です。嫌な部分や欠点はどんどん補正されていき、良かった部分がどんどん大きくなっていきます。
そんな美化された初恋の相手と無意識とはいえ比べられるのですから、今カノが圧倒的に不利なのは説明するまでもありません。そして、彼の中では「やっぱり初恋の人は良かったな・・」とさらに思い出が補強されます。
こうやって、初恋の人の美化が止まらなくなる・・。実際に同窓会や街でばったり会わない限り、この魔法が解けることはないでしょう。
彼氏が初恋の相手を忘れられないのでは?と悩んでいる女性にとっては、ここまで読んでさらに不安が大きくなったかもしれません。また、気になる男性が初恋の人を忘れられなくてモヤモヤしている女性にもきつい内容だったかもしれません。
しかし、これだけは忘れないでください。初恋の相手はどれだけ美化されて完璧になっていても、所詮は思い出。現在進行形で付き合っている女性がいれば、当然今カノが一番です。彼女がいないのなら、新しい女性と出会いたいと思っています。
大切なことは、美化された初恋の相手と競うのではなく、大切な思い出は誰にだってあると寛容になることです。それができれば、彼の過去を変えることはできなくても、未来を一緒に歩むことができるはずです。