「お前を幸せにする自信がない・・」こんな冷たい一言を男性が口にする瞬間があります。状況にもよりますが、こんなことを言われたら誰だってショックです。
相手が傷つくことは男性だってわかっています。それなのに、なぜこんなひどいことを言うのでしょうか?そんな疑問を抱えている女性のために、今回は「幸せにする自信がない」と言う男の心理を解説していきます。
「幸せにする自信がない」なんて言えるのは、普通に考えて彼氏です。他にも考えられるのは、片思いの男性に告白した時ぐらいでしょう。
また、状況によっても男性の気持ちは全く違います。そのため、ケース別にいくつか考えられる状況と心理を合わせて紹介していきます。同じ言葉でも全く真意が異なるため、自分の状況に合わせて参考にしてください。
幸せにする自信がないという言葉は、一見冷酷に感じます。しかし、自分の力不足を強調するへりくだった言葉でもあります。そのため、相手を振る際には大変便利な言葉です。
鈍感な女性だと、「好きな相手を守れない頼りない男性だな・・」なんて思いがちですが、ただ単に拒否されているだけです。
振られ際に言われた場合は、「お前を幸せにする自信がない・・。そんなに好きじゃないし、重すぎる」なんて思っていると考えて、ほぼ間違いありません。
また、あまりにも女性側のわがままがひどすぎて満足させることができないと思ったり、価値観が違い過ぎて一緒にいることができないなど、本気で「このまま一緒にいるのは無理!」だと心底思ってストレートに伝えているケースも考えられます。要するに優しい捨て台詞です。
同じ振られるにしても、元々付き合っているのと、片思いの彼に告白して断られるのでは微妙に違ってきます。とは言っても、こちらも都合のいい断り方として使っているケースが殆どです。
付き合っている彼女を振る時とは違い、こちらは100%相手のことを気遣っている点です。断るにしても、とにかく相手を傷つけず煙に巻きたいために、「幸せにする自信がない」=自分から辞退するイメージを与えて逃げたいのです。
これを言われたら完全に脈なしだと思って、次の恋愛にさっさと進みましょう。
最も重い意味を持つケースが、結婚に躊躇している彼氏が放つ言葉です。彼なりに真剣に結婚を考えたのでしょう。しかし、心に引っかかっている障害を越える自信がない・・。そんな時に出る本音と考えて間違いありません。
また、彼女のことが大好きで結婚を望んでいるのに、「自分と一緒にいて、相手が本当に幸せなのかわからない・・」と思うような状況が続いていると、相手の幸せを考えて身動きが取れなくなることがあります。こちらも、自信がないという本音に嘘はありません。
どちらも、今まで紹介したケースとは比較にならない程、言葉に重みがあります。人によって状況が違うため、これ以上詳しく解説することはできませんが、真剣に向き合っていることに変わりはありません。
一度別れてから、復縁したいと元彼に告白する。そんな時に「お前を幸せにする自信がない・・」と言われたのなら、完全に拒否されていると考えてください。
こちらは相手を気遣う意味は微塵もありません。本当に幸せにする自信がない=あなたと関わりたくないと思っていることが殆どです。これも嘘偽りない「もう、あなたはお腹いっぱいです・・」という本音です。
こんなこと言われたら、頭が真っ白になってしまうでしょう。しかし、冷静になってどうするべきか考えてください。
相手に完全に拒否されているのに無視し続ければ、ストーカーだと思われかねません。また、しっかり話し合えば一緒に前に進めるのに、自ら去ってしまえば幸せは遠のきます。
この状況で押すべきか?それとも一旦引くべきか?冷静に見極める目があるか試されます。今回紹介したことを参考にして、自分なりの正しい回答を模索してみてください。