動物が好きな人のイメージって本当に良いですよね。よくあるパターンが雨に濡れて震えている子猫を優しく抱きかかえ、そのまま自宅に連れて帰り看病してあげる・・。さらにイケメンなら女性の心を鷲掴みですよね。
犬や猫など種類に関わらず、動物好きな男性達には共通点がいくつかあります。今回はそんな男性の性格の傾向を紹介します。動物に優しい人なら、あなたにもきっと優しく接してくれるはずですよ。
実は動物好きの人たちに共通して言えることは、共感性がとても高いということです。言葉をしゃべらない動物と心で会話をしようとするので、相手を理解しようと努力をします。
動物で例えるなら、「どこか痛いの?お腹空いているの?お散歩に行きたいの?」など、動物がだす微妙な動きや鳴き声で感知しようとします。
また、好きこそものの上手なれとはよく言ったもので、その動物がとても好きなので懸命に相手の気持ちを汲み取ろうとします。結果、それが対人との関係にも生かされます。
相手が今こういう気持ちなんだな、分かる。相手はこうしてほしいのか、分かる。と言ったように、相手に寄り添ってくれるのです。そのような男性はやはりモテますよね。
動物好きの人は道で毛づくろいをしている猫などを見たとたんに、そっちの方へと寄っていきます。動物に対して苦手意識がないので、怖がることなく寄っていくことができるのです。
また、普段から何事にもひるまずに向かっていく訓練を自然としているので、人見知りなんてことにはなりません。むしろ人好きと言っていいでしょう。
気持ちは伝染するものです。自然体で動物や人を好きな人が周りにいると、不思議と彼を中心として人が集まってきます。そういった生活を普段から送り続けているので、本人も無意識のうちに社交的になっていることがほとんどです。
自己受容(じこじゅよう)という言葉を聞いたことがありますか?少し前に流行った「ありのまま」の自分、要するに何も着飾っていない素の自分を、そのまま認めて受け入れるということです。
この自己受容ができる人って意外と少ないです。簡単そうで意外と難しいこの自己受容ですが、それが出来ていないと自分を小さいことでも攻め続けたり、ネガティブになり続けたり、自分を傷つけたりする行為ばかりを繰り返して、なかなか幸せになれない人が多いのです。
自己受容できている人はどこか余裕があったり、他人を攻めることなく、また自分と同じようにありのままの相手を受け入れて愛することができます。動物好きな男性は、このような力を持っている傾向があります。
相手についつい要求してしまいそうになりますが、ありのままあなたのことを愛してくれる男性がいたら、それは最高に幸せなことではないでしょうか?
動物が好きな男性は、ただでさえ言葉が通じない動物とコミュニケーションをとろうとしているのですから、それを人間に置きかえると非常に高いコミュニケーション能力を持っていると言えるでしょう。
コミュニケーション能力に長けている人と言っても、ただただ沢山喋り会話するのではなく、相手ときちんと会話のキャッチボールができる人のことです。
よくしゃべる人のことを、「あの人、コミュニケーション能力が高いよね~」と評価されがちですが、本来のコミュニケーション能力が高い人というのは、相手の話をきちんと理解して聞くことができる人のことを言うのではないでしょうか?
動物が好きな男性は、本当に愛情深い人が沢山います。良い例が動物好きで有名なムツゴロウさんです。例え自分が動物に噛まれてしまっても、恐怖心の表れだろうと動物を攻めることはなく深く愛し続けています。
ムツゴロウさんほどはいかなくても、動物好きの男性皆に言えることなのですが、損得何も考えずにひたすら懸命に生きている動物たちの姿を見て愛さずにはいられないのです。もちろん、それは人間に対しても同じです。
寂しいと訴える彼女がいれば愛情をもって接し、辛いという彼女がいれば懸命に励ましてくれるのが、動物好きな男性の素敵な魅力ともいえるのではないでしょうか。
動物を飼っている人にはよくわかる話かもしれませんが、しつけがきちんと教えられるまで動物というのは本当に大変です。言葉が分からない分、どのようにすれば伝わるのかと考えて育てます。むやみに怒るだけではどうにもなりません。
例えば、犬を飼っている人でありがちなのがトイレのしつけですね。家のじゅうたんでしてはいけない!と何度教えても、なかなか覚えられないので、根気よく対策を考えてみたり試行錯誤しながら覚えさせます。
そうすることで、自然に忍耐力や相手を許す心が備わってくるのです。相手と広い心をもって接することができ、最初から完璧な生き物などいないのだと受け入れることができるのです。
平気で植物や昆虫を踏みつぶしたり、野良猫にはいたずらをしたり・・。世の中には本当にひどいことをする人がいます。自分さえ良ければいいという自己中な男性が存在するのは悲しい事実です。このような男性は、付き合った後にモラハラ男になるかもしれません。
しかし、心の優しい動物好きな人も存在していることを忘れないでください。無意識に虫やアスファルトに咲く花を避けていたり、野良猫をなでていたりと、そんなことを自然とやっている男性もいます。
動物好きの男性は、無条件に相手を愛すことができる心の優しい人が多くいます。そんな彼らと付き合えば、あなたを悲しませることはないでしょう。
総合的に見ても、動物好きな男性は魅力たっぷりで素敵な人が多いです。ここまで見てきて分かる通り、典型的な結婚したい男性の理想像そのものです。
しかし、その中でもモテたいという欲求が高いあまりに、エセ動物好きな男性もいます。付き合ってみたら、全然違う人間だったなんてことにならないように、しっかり見極めてください。