愛する人に対してジェラシーを感じるのは、人間にある普通の感情です。少しのジェラシーだったら、お互いに愛情を確かめ合えてエキサイトできるツールにもなり得るのです。
ですが嫉妬深くなってしまうと、愛する人との破局にもつながってしまう事もあります。そんな嫉妬深い妻になってしまわないように、どうのような対処法があるのかみていきましょう。
ジェラシーとは日本語で嫉妬と言いますが、愛する人が他の人と喋っている姿を見たり、携帯でテキストしているのを見たりして感じるリアクションです。
「愛する旦那を他の女性に取られないかしら?」「旦那の気持ちが他に動いてしまわないかしら?」という不安を抱いてしまうのです。男性、女性、ペットにもこの感情は備えられていて、人それぞれでジェラシーの受け方や表し方が違ってきます。
嫉妬心は人間にも動物にも隠されている感情で、普通にナチュラルな気持ちだと言えます。どんな人でも愛する人や自分の大事な人が、他の誰かに盗まれそうになると自分では抑えきれない感情が湧き出すのです。
なのであなただけが嫉妬心を持っていて、おかしいとは思わないで良いんですよ。
人にとってジェラシーの感じ方が変わってきます。愛する旦那が他の女性と楽しく喋っているのを見ると、イライラしてムカつく妻もいます。
中には悲しくなって涙が出てきたり、胸がドキドキして相手の女性を傷つけたくなるほどひどい嫉妬心を持つ人もいるのです。そういう妻がいるかなと思うと、旦那が他の女性と飲みに行っても平気な妻もいて、「旦那が仕事してお金入れてくれてたら、全然構わないわ。
私の元に必ず帰って来るんだから。」とほとんどジェラシーを感じない人も存在するので不思議です。それに男性と女性の心理では、嫉妬心の表し方が変わってくるとも言われています。もし旦那が妻の浮気を知ったら旦那は妻を責め、妻が旦那の浮気を知ったら旦那の相手の女性を妻は悪い女だと思うのです。
どちらかが本当に浮気をしたかしないかに関わらず、相手を信じられなくなります。仕事が遅くなる理由も嘘だと思ったり、携帯を触っていると誰かとコンタクトしてるのじゃないかなと疑い深くなるのです。
女性、妻側に陥りやすいのですが、旦那が浮気したのは「私が太り過ぎだから。」「私が年上だから。」「私が家事ができないから。」などと自分を責めるようになり、自信をなくしてしまうのです。重度になると、「私がこんなだから誰も愛してくれるはずない。」と思うようになりうつ状態になってしまう事もあるくらいです。
相手を信用できなくなるので、「また嘘つかないでよ!」「今度は誰と会ってきたの?」などと旦那を責めるようになり、どんどん夫婦喧嘩が増えてきます。
浮気をしていない旦那からすると信じられていないという不満から、本当に他の女性に気持ちが動いてしまう事もあるのです。
嫉妬心がひどすぎると夫婦間の信頼を失い、夫婦喧嘩に発展してしまう事を理解するのが大事です。ジェラシーは夫婦にとっては、不健康な感情なのです。
嫉妬心が強い事を恥ずかしいと思わず、旦那さんにあなたがどのような気持ちがしているのかを伝えましょう。他の女性と喋るのが嫌なのか、携帯を隠しながらテキストするのが嫌なのか、何でも良いのであなたが不安に思っている事を打ち明けてみないと、あなたの旦那さんは気付いていないかもしれないのですから。
嫉妬心が強い妻は一度旦那を疑ってしまうと、旦那がどこに行ったのか何をしているのかスパイしたり、旦那の持ち物を調べたりしがちです。
それをやってしまうとどんどん旦那への怒りがエスカレートして、止められなくなってしまいます。旦那さんがあなたを傷つけるつもりではなくて、昔の彼女の写真や電話番号をキープしていて忘れていたのかもしれません。あなたが知らずにいれば怒りに発展する事もないので、わざわざ嫉妬心をあおるような行為はやめましょう。
夫婦といっても他人同士です。あなたが旦那を完全にコントロールする事は無理です。あなたがコントロールしようとすると、かえって旦那さんの気持ちはあなたから離れていってしまうでしょう。ある程度人間には自由な時間が必要で、旦那さんのスペースも必要だと思う事が大事です。
あなたの旦那さんはあなたを愛しているからこそ、結婚したのです。もっと旦那さんの事を信用してあげましょう。小さな事で心配せず、おおらかにゆるゆるでいきましょう。
人生これからも長いのですよ。あなたは妻なのですから、どっしり構えていくようにすれば良いのです。
2人で良く良く話し合い、あなたが旦那さんにやって欲しい事や旦那さんがあなたに気をつけて欲しい事などを聞き出し、ルールをつくるようにしましょう。
「ここまでは良いけど、これ以上すると私は許せない。」「外出した時は、必ずテキストする。」などお互いが安心できるようにするのです。
妻側もいつも愛されているという安心感が得られれば、嫉妬心も減ってくるのですから、旦那さん側は妻に対して少し思いやりの気持ちを注いであげるようにする事がキーです。
今回は嫉妬深い妻への対処法などをお話ししてきました。男性も女性も動物にも、ジェラシーは普通にあるものだとわかりました。
ですがあまりに嫉妬心が強いと、夫婦間の関係が危険な状態になるケースも多いので気をつけるようにしましょう。夫婦でじっくり話し合い、不安になる気持ちを打ち明けてお互いに安心できるように過ごすのが大切です。